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"白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々"

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観た映画を少しずつ紹介していこうと思います。
一気にたくさん観るので、追いついていけるか不安だけど・・

前回、観た映画に関しても滞ってますが、
先に昨日観た
"白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々"に関してです。

白バラとは?
"打倒ヒトラー"を訴え1942年の6月頃から翌年2月まで、
町中の壁にスローガンを書いたり、6回に渡って市民に自由を呼びかけ、
ナチス・ドイツ劣勢のありのままの現状を伝えるビラを作成し、
配布した抵抗グループ。メンバーはこの映画のヒロイン、ゾフィー・ショルと
兄のハンス、二人と同じ日に死刑執行をうけたクリストフ・プロープストを含む
ミュンヘン大学生5人と、同大学の哲学教授クルト・フーバーを合わせた6名。
1942年から1943年にかけて6冊のリーフレットを作成した。

本作は1943年にミュンヘン大学を中心に行われたナチスへの
抵抗運動「白バラ」の、三度目の映画化です。
今回は、1990年代に、旧東独地区に保管されていたゲシュタポによる
ゾフィーの尋問調書、関連の捜査・逮捕記録、そしてゾフィーの
処刑記録などが公開されたために、ゾフィー・ショルの最期を
めぐる真実が明らかになり、その文書にもとづき、ビラを撒いてから逮捕、
死刑執行までの5日間と短い期間を忠実に再現されています。

ゾフィー・ショルを"ベルリン、僕らの革命"でも演じていた
ユリア・イェンチが熱演。
大半はビラを撒く兄の手伝いをし、逮捕後の尋問官モーアとの
緊迫感迫る取調べで占めている。
ゾフィーは頑なに、やっていないと冷静に言葉を並べて尋問官に対抗する場面が
目を離せなく、この状態でのゾフィーの心理状態からよくスラスラと
言葉が出てるなぁと思ってると、手が震えスカートをぎゅっとする所や、
トイレへ行ったときに涙する場面など、どれだけ、強く見せていても
弱さを垣間見るところに親近感を感じた。
最後、両親との面会の時に涙した顔をモーア尋問官に見られると、
これは、両親に最後の挨拶をした時の涙だと言った。
こういう所からもゾフィーの強さを感じる。
(因みに、尋問中は一度も涙を見せなかった)
終始ゾフィーは正義を貫き、自分の信念を枉げずに立ち向かったメンバーと共に
最後、規則違反だけど言って看守がたばこを渡し吸いながら抱き合うシーンが
胸を締め付ける。
その後、3人は斬首される。
最期に語ったゾフィーの言葉、"太陽は輝き続けるわ"
所々にゾフィーが窓から差し込んだ日差しを見る場面や
最後処刑に向かう途中に見た太陽など、
最後まで希望の光を求めてたであろうと感じた。
斬首のシーンはあまりにも呆気なく感傷する事もなく終わることに悲しい現実を知った。

私は、ユダヤ人に対してのドイツ人を背景にした映画はたくさん観たけど、
こうしてドイツ人側のみをメインにした映画は、初めてみたかもしれない。
現に"白バラ"という団体が居たことを、この映画で知ったくらい。
映画は娯楽だけでなく、こうした社会派の映画も観ていきたいなぁと思う。
* 写真左は本人です。実際演じたユリア・イェンチに少し似ています*
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by broochstar | 2008-01-29 20:33 | 鑑賞
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