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素晴らしき監督さま

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8/24、今敏監督が46歳という若さで死去しました。

突然の訃報で、驚きと悲しみに包まれました。
最初は、人伝いで聞いたので"え…まさか…"と半信半疑。。
そうでないと思いたかったのです。

今敏監督は、
北海道釧路市出身、武蔵野美術大学在学中に漫画家としてデビューし、
大友克洋氏のアシスタントを務めた。
1998年の「PERFECT BLUE」で監督デビュー。
2002年の「千年女優」では原案、脚本、キャラクターデザインも手がけ、
文化庁メディア芸術祭のアニメーション部門大賞を「千と千尋の神隠し」とともに受賞。
2006年の「パプリカ」は、影響を受けた筒井康隆氏の小説を原作にした作品で、
ベネチア映画祭のコンペティション部門に出品された。

私が、今敏監督の作品を初めてみたのは
『パプリカ』でした。劇場で見ました。
あまりにも美しい色彩や、様々な物が入り混じる世界観
不思議で幻想的な世界に一瞬にして入り込みました。
素敵なアニメーションは日本にたくさんありますが、
現代日本のアニメーション映画に魅了された瞬間でした。

今敏監督の作品は全て見ました。
PERFECT BLUE、千年女優、東京ゴッドファーザーズ、妄想代理人、パプリカ・・

パプリカの影響から平沢進さんの音楽もはまってしまったほどです。
この平沢さんの音楽と今敏監督の作品がまた凄く合うんです。

日本のアニメーション映画の素晴らしさ、
不思議な世界観が他に似ているとかではないんです
海外の方に、胸を張って言えます。
これが現代日本のアニメーションだ、と。

今敏監督の作品に出逢えて良かった。
あなたの作品に出逢えたあの瞬間、忘れません。
素晴らしい作品を世に送り出してくれた今敏監督に感謝の意を込めて。

ご冥福を心よりお祈り申し上げます。



by broochstar | 2010-08-26 21:56 | 日々
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